2020年1月5日(日)のドラマ【破天荒フェニックス】についてご紹介します。
原作の解説にインタビューの様子が記述されているのですが、経営者はリアリストでなければできないという田中社長(ドラマでは田村社長)にインタビュアーはこう聞きます。
「毎月2,000マン円の赤字を続ける会社を背負い、リアリストの自分なら一転して黒字経営にできると思ったのか?」と。
社長は「やりたいと思っただけで、できるかどうかは、やってみなくちゃ分からない」としか考えなかったと。
そのやり取りの中で私が惹きつけられた言葉は「”怖い”の本質って何だと思うか?”怖い”はつまり、”分からない”ってこと」と続きます。「分からないことがなくなるまで考えるのでね、怖いと思ったことはない」と。
この社長が魅せる結末、第3夜放送のドラマの結末が気になります!!
私個人の第3夜の見どころは、原作の表紙の中林大樹さんがカメオ出演します!
田村雄司(勝地涼)と経理担当・奥田吉弘(伊藤淳史)が深刻な打ち合わせをするために訪れるバーの店員役で登場します。
カメオ出演とは、ゲストとしてほんの短い時間出演することを指すそうです。最初に惹かれた表紙の方が動く姿が見れるのも一瞬かもしれないと思うと気合が入りますね。
では第1夜、第2夜に引き続き、原作とドラマの内容の違い、あらすじやキャストについて紹介していきます。
ネタバレ注意です!
【破天荒フェニックス】あらすじ・第3夜
メガネメーカー・藤林光学の藤林社長(升毅)の協力を得た画期的な新商品・ウルトラタフフレームが完成し、ついに発売初日を迎える。店舗で発売開始の指揮を執る神戸麻美(瀧本美織)と、社長室でパソコンを前に固唾をのんで状況を見守るサンデーズのメンバー…。いざ、発売が始まると早々に在庫切れが続出、その後、雑誌でも特集されるなど、好調な滑り出しに、社長・田村雄司(勝地涼)をはじめ、サンデーズのメンバーは大喜び。しかし、対照的に経理担当・奥田吉弘(伊藤淳史)だけは、ひとり浮かない顔をしていた…。
そんな中、新規出店店舗の契約をしようとした物件がことごとくライバルチェーン・スミスに奪われる状況に松尾秀和(稲葉友)はブチギレ! 奥田も雄司に「このままいくと年末には3億円の資金ショートが発生する」と、これまでひとりで抱え込んでいた絶望的な状況を告白する。
さらに、絶体絶命のピンチを迎えたサンデーズをあざ笑うかのように、スミスの社長・御子柴徹(川平慈英)は、新規店舗の契約妨害にとどまらず、なんとウルトラタフフレームをも横取りしようと画策! 金に物を言わせて藤林社長に急接近する。次から次に大ピンチに見舞われるサンデーズだが、一致団結してなんとか乗り越えようと意気込む。そんなさなか、商品部の部長・橋本悟(丸山智己)が病魔に侵されていることが判明し…。
支払期限が刻一刻と迫る中、資金繰りに奔走する雄司は、増資の引受先として全国のショッピングモールに店舗を展開している海島商事の社長・京極(名高達男)を紹介される。最後の望みをかけて、京極に会う決意をした雄司と奥田は、指定された料亭へ向かう。座敷に通された二人を待ち受けていたのは、御子柴だった! 当然のように京極に雄司と奥田を紹介する御子柴の姿に、二人はぼう然と立ち尽くす…。
ついに、本気でサンデーズを潰しにきた“史上最強の敵”御子柴に、雄司らは打ち勝つことができるのか…!?
テレビ朝日「破天荒フェニックス」公式サイトより引用
【破天荒フェニックス】第3夜のキャストについて
第1夜からの主要キャストについては、以下の記事を御覧ください。
第2夜からの主要キャスト
山科(やましな)
奥田洋平
「虎ノ門銀行」の融資担当。「サンデーズ」の取引銀行にもかかわらず、冷徹で非協力的。今後一切、返済延期と新規融資を行わないと宣言し、奥田と火花を散らすことになる。
藤林(ふじばやし)
升 毅
メガネの聖地・福井県鯖江で高品質のフレームを作り出している「藤林光学」の社長。職人気質で、以前の「サンデーズ」に散々な目に遭わされた経験から、フレームを卸すことを断固拒否。しかし、雄司や橋本の熱意に打たれ、高品質・低コストのフレーム作りに協力することを決意する。
第3夜からの主要キャスト
京極(きょうごく)
名高達男
「海島商事」の社長。資金繰りで窮地に陥った雄司らが最後の望みをかけて会いに行くことになる上場企業の社長。人を人とも思わない傲慢な態度を取るイヤな男。御子柴とも繋がりがあるようで…。
原作との比較
ちょっとドラマ放映前に予測で書きます。
今から読む人はネタバレになると思いますので、ご注意ください。
鯖江から新しく仕入れたメガネが開店前から在庫不足になっていきます。
誰かが流出させてる!?なんてことはなく、実物を手に取った社員たちが次々と購入していきます。
それだけ魅力がある商品ということ、魅力を感じた社員が顧客に伝える効果を感じ、田村社長は期待するのです。
もうこの時点で、私の頭の中では主題歌が流れてきます(笑)
京極さんですが、原作では全国のショッピングモールに多数の店舗を展開している有名上場企業の社長となってます。
御子柴さんらしき人物はそこにはおらず、京極さんのみがいます。
そして「3億入れてやるからさっさと出ていけ!」と田村社長を追い出そうと企みます。
苦しい今の状況から逃げたいなんて思うのは誰でも同じですね。田村社長もこれで良かったのか?と迷いながらも京極さんの話を受け入れます。
しかし、藤林さんが田村社長の状況を聞いて、手を差し伸べてくれます。
藤林さんは社員に反対されながらもサンデーズに出資を決意します。
藤林さんところの常務が田村社長たちに言います。
「藤林が信じたのなら私たちも信じます。必ず藤田を男にしてやってください」と。
なんて素敵な信頼関係なのか!!!と感動しました。実に羨ましい。
ドラマの最後にシンガポール出店が出てましたね。
これ、春頃にスペシャルドラマがある流れかな~と予想しちゃいます。
最後に
融資をお願いしに行くシーンに本物のOWNDAYS田中社長が出てましたね。しかも断るみたいな笑
原作に出てくるんですが、「ウルテム樹脂」のメガネは私も愛用してます♪
もっと早く知りたかった!と思うほどの柔軟性と軽さ!小さい子を子育て中のお母さんほどおすすめしたい素材なんです。
赤ちゃんであればあるほど、お母さんのメガネに興味を持ち、遊びます。
私も何本壊されたことか…。
原作は是非、色んな方に読んでいただきたいです。