もうすぐ年賀状を書く時期が来ますね。みなさん準備はいいですか?
今年入社した新人さんは会社の上司への年賀状の書き方に迷っていませんか?私も約20年前、悩みました。
テンプレが印刷された状態で送っていいのか。
一言添えるなら失礼にならない書き方ってなんだろう?と迷いました。
右上にある漢字は「賀詞(がし)」といい、新年を祝う言葉を表します。
ここに2文字以下の漢字を使うのは、部下や同僚、目下の方や友人になります。
上司や目上の方に対しては四字熟語を使うのがいいでしょう。
私と同じ思いをしたあなたに、上司への年賀状の書き方をご紹介します。
年賀状を書く前に聞き込み調査が必要です!
まず、上司への年賀状を書こうと意気込みのは素敵なことです。
受け取って嫌な気持ちになる人はほとんどいないでしょう。
相手の上司の年齢が上であればあるほど喜ばれるのではないかと思います。
ですがその前に確認することがあります。周りの先輩に聞いて見ましょう。
- 上司は喪中じゃないのか。
- 社内に年賀状を送り合う習慣はないのか。
1については社内で共有される情報などで調べることができるかもしれません。
さり気なくご本人ではなく、そういうことに詳しい先輩などに尋ねるのがベストです。
2ですが、個人情報の問題もあり、昨今では社員の住所録が公開されることはありません。
社内の習慣的に年賀状を送り合うことを止めている会社もあるかもしれません。これも先輩に訪ねましょう。
送り合うことを止められていない場合の問題です。
今度は直接、上司ご本人に住所をお尋ねしなければなりません。
そのときに「年賀状をお送りしたいのですが、ご住所を教えていただけないでしょうか」と尋ねると良いでしょう。
よっぽど年賀状を受け取りたくない場合を除き、住所を教えてもらえるでしょう!
上司が喪中だったときの年賀状の書き方
上司から喪中のはがきが届いたか、届いてないかで対応が変わります。
まず、喪中のはがきが届いた場合です。
同じ社内で顔を合わせることもあるでしょうから、特に返信する必要はありません。
喪中はがきを受け取ったことをお伝えし、「ご冥福をお祈り致します」旨を述べること、
年始には「あけましておめでとうございます」を言わないことに注意してください。
喪中ですので、「今年もよろしくおねがいします」とするのが良いでしょう。
喪中のはがきを受け取った場合、いつの間にかその相手には出さない習慣となってきているような感じがしています。
実際、私は出していませんが、問題はないですね。
迷うならば、ご家族・先輩等と同じ対応をすれば間違いはないです。
これらを踏まえると、年始の出社で「今年もよろしくおねがいします」と挨拶するのがいいと個人的には考えます。
上司への年賀状の書き方、賀詞や一言添え方
年賀状の右上に書く言葉を「賀詞」と言います。
上司=目上の人(上司、取引先含む)へのオススメは4文字熟語です。
- 謹賀新年
- 謹賀新春
- 恭賀新年
よく使われるのは謹賀新年ですね。テンプレートから選ぶ場合にはこの文字が含まれているかに注意してください。
次に、一言の添え方です。
「昨年中は至らぬことの多い私を温かくご指導くださいまして、心から感謝しております」
ポイントは昨年に対するお礼が込められているところですね。
「本年も全力を尽くして仕事に邁進いたしますので、ご教示を賜りますようお願い申し上げます」
こちらはトレーナー役の先輩だったり、同じプロジェクトの上司等に向けた言葉になります。
噛み砕くなら「来年も仕事頑張るから、色々教えてね!」といったところでしょうか。
「ますますのご健勝とご繁栄をお祈り申し上げます」
最初の2つが自分に関することならば、こちらは相手に対する一言になります。
上司の健康や幸福を祈る意味合いですね。
この中から選んで書いておけば間違い無いでしょう。
最後に
私が経験したこと、見聞きしたまわりの状況から言えるのは「若いうちは失敗が許される!」です。
一言添える言葉にしても、堅い文章じゃなくて少し親しみを込めた言葉でも相手は嬉しいと思います。
多少の失敗は社内での話題になるかもしれませんが、一生懸命さは伝わるものです。
送らないという習慣がない限り、年賀状を送って見ましょう。
デジタルの時代だからこそ、アナログなことができる方がちょっと価値が高いと思います。
では皆様、よいお年を!